ばけばけ:「格を気にしとる暇はございません!」銀二郎の言葉に視聴者賛同 「よく言った!」「ど正論すぎる」

連続テレビ小説「ばけばけ」第16回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」第16回の一場面(C)NHK

 高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)の第16回が、10月20日に放送され、銀二郎(寛一郎さん)が勘右衛門(小日向文世さん)に言い放った言葉に、視聴者の注目が集まった。

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 第16回では、傳(堤真一さん)の死から数日、機織り工場は閉鎖が決まり、トキ(高石さん)は仕事を失ってしまう。借金取り・森山(岩谷健司さん)は容赦なく松野家に返済を要求し、トキに遊女となるよう提案する。お気楽な松野家の面々の中、銀二郎は一人、危機感を覚える。

 銀二郎は仕事を紹介してほしいと森山に頼み、遊郭で客引きを始めることに。借金返済のため、昼は荷運び、夜は客引き、さらには内職までこなし、朝から晩まで働き続ける銀二郎の苦労は相当なもので、仕事中に倒れることもあった。

 ある晩、銀二郎が遊廓の客引きをしていることを司之介(岡部たかしさん)から聞き出した勘右衛門が、銀二郎のもとにやって来る。勘右衛門は厳しい表情で「我が家の格が下がる」「これ以上、恥をさらすな」と責めるが、銀二郎は「格を気にしとる暇はございません! 一家5人……生きてゆかねばならぬでございます」「おじじ様もいっそ鎧(よろい)や刀を売って金を作ってはいかがですか?」と反論。すると勘右衛門は「お主が恥をさらして得た金など松野家には要らん!」と声を荒らげ、去って行った。

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 翌朝、銀二郎は置き手紙を残して出奔してしまう。トキは悲鳴を上げ、「甘えちょった……。ずっと一緒だと思って甘えちょった……」と涙を流しながら悔やんだ。

 銀二郎は、武家にこだわる父が嫌で松野家に婿入りした経緯があり、松野家の多額の借金に驚きながらも、返済のために文句一つ言わず真面目に働いてきた。第12回(10月14日放送)では、勘右衛門から松野家の当主になるための厳しい“跡取り教育”を受け、「格の低さが染みついちょる。そげな腕では松野の跡取りは務まらんぞ」と叱責され、視聴者から「気の毒すぎる」「あまりにもかわいそう」と同情の声が上がっていた。

 そんな銀二郎が勘右衛門に言い放った「格を気にしとる暇はございません!」の言葉に、SNSでは「銀二郎よく言った!」「ど正論すぎる!」「銀二郎は悪くないよ」「仕事を選んでる場合では……と思ったら銀二郎が言うてくれた」「銀二郎が一番松野家の状況を冷静に見て動いてくれていたよなあ」「失ったモノの大きさにようやく気がついたが時すでに遅し」「婿殿ほんまいい人なのにいつまでも侍の格にこだわるおじじ…」といった声が上がっていた。


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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
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