堀未央奈:玉森裕太の“ゆるふわオーラ”が「みんなの癒やしに」 休み時間のような「祈りのカルテ」の現場

連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」で橘麻友を演じている堀未央奈さん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」で橘麻友を演じている堀未央奈さん=日本テレビ提供

 人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さん主演の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ系、土曜午後10時)で、研修医の橘麻友を演じている堀未央奈さん。自身が演じる麻友への思い、座長を務める玉森さんへの信頼などを語ってもらった。

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 ドラマは、知念実希人さんの医療ミステリー「祈りのカルテ」シリーズ(角川文庫など)が原作。研修医の諏訪野良太(玉森さん)が、カルテを基に患者の秘密を見破り、心を癒やし、病を治していくストーリーだ。

 堀さんが演じている麻友は、諏訪野の同期で、純正医科大学附属病院1年目の研修医。実家は地方にある総合病院で、優秀な医者を見つけて結婚しようと考えている。美容への意識が高く、常に男性の目を意識しており、院内のうわさ話にも詳しいという役どころ。

 麻友の人柄について、堀さんは「きゃぴきゃぴした感じで、自由で明るい。ポジティブな世界の女の子という感じがして魅力的なキャラクターだと思います。ただ、人を傷つけるようなことはしないですし、こんな子が友達だったら楽しいだろうなとも感じます」と誰かを勇気づけてくれる人物だと語る。

 本作は、医療ドラマではあるものの、緊迫した手術シーンや医者同士のギスギスした感じなどではなく、どこにでもいる研修医たちのリアルさが描かれている。

 堀さんも「麻友の場合は『合コン行こうよ』というせりふもあるように、仲間との会話も年相応な感じがします。あのお医者さんはかっこよかった、かっこよくなかったとか。お医者さんも一人の人間だから、それぞれの人生が描かれているような感じがします。それがリアルだし、研修医同士のやり取りもほほえましいですよね」と話す。

 その“ほほえましさ”は現場の雰囲気からも感じ取っているという。「話すときは本当に盛り上がります。本番ではアドリブもあって(笑い)。男性陣は少年心を感じるようなくだらない話もしていますし、私と(池田)エライザさんはファッションや旅行の話をしていて、学校の休み時間のような雰囲気です」と楽しく撮影に臨めている。

 そんな研修医たちを引っ張るのが、座長の玉森さん。堀さんは「ゆるふわオーラがあって、みんなの癒やしのような存在です。スタッフさんたちにもニコニコしていますし、おちゃめな座長がいるからこそ、みんなの一致団結があるのかなと思います」と感謝する。

 2022年の堀さんは、ゲスト出演も含めて「まったり!赤胴鈴之助」(テレビ大阪・BSテレ東ほか)、「ドクターホワイト」(カンテレ・フジテレビ系)、「しもべえ」(NHK)、「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」(読売テレビ・日本テレビ系)、「理想ノカレシ」(TBS系)など絶え間なくテレビドラマに出演している。

 さまざまな作品に出演する活躍を見せた2022年は「頑張れていたのかな」と振り返る堀さん。一方で「自分自身の中身に近い役柄をやったことがないんです。もちろん、かけ離れた役をやらせていただくのも楽しいですが、友達から『未央奈のまんまだね』と言われるような役も、いつかはやってみたいなと思います」と今後の抱負も口にした。

 ドラマは中盤にさしかかってきたが「いつもうわさ話や恋愛の話をしている麻友ですが、核心的な発言をしたり、ちょっといいことを言ったりもします。そこに麻友の人柄、素直さも出ているので、ただただ明るい女の子というだけでなく、中身はしっかりとした研修医というところを感じとっていただけたらうれしいです」とアピールした。

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