ケイジとケンジ、時々ハンジ。:柴犬の小太郎が「かわいい~」「全人類が泣くエピソード」 町のおまわりさんの活躍も「すてき」

連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の第7話の場面カット=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の第7話の場面カット=テレビ朝日提供

 俳優の桐谷健太さん主演の連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第7話が5月25日に放送された。同話では、迷子になっていた、強盗事件の被害者宅の飼い犬、小太郎を見つけた田口巡査(湯江タケユキさん)のお手柄が事件解決に結びついた。視聴者は「小太郎かわいい~」と盛り上がったほか、田口巡査のお手柄に「町のおまわりさんのカッコいい話を描くのもすてき」といった声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」主演の桐谷さんと、脚本の福田靖さんが再びタッグを組んだ。元体育教師の情熱系刑事、仲井戸豪太(桐谷さん)を中心に、刑事と検事と判事が真っ向からぶつかり交わるサスペンスコメディー。

 第7話は、交番巡査の田口健介はパトロール中、首輪をつけた柴犬を見かける。その犬は管轄内の住人、水原多恵(丘みつ子さん)の愛犬の小太郎だった。異変を感じた田口はすぐさま多恵の自宅へ向かうと、荒らされた居間で手足を縛られている多恵を発見した直後、何者かに背後から後頭部を花瓶で殴られ、気を失う。

 犯人は宅配業者を装った男で、多恵の家から現金20万円と仏壇の金製おりんを盗んでいた。事件発覚直前に田口が家の前で目撃していたワゴン車に乗って、逃走したと考えられる。

 犯人を取り逃して自責の念に駆られる田口のためにも、横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・豪太(桐谷さん)らは全力で捜査する。やがて盗まれたおりんが質屋で見つかるが、売りに来た男、釧路諸介(オラキオさん)の姿を防犯カメラで確認すると、豪太の顔色が変わった。

 一方、強行犯係の新係長となった目黒元気(磯村勇斗さん)もまさかの事態に陥っていた。取り調べた傷害事件の被疑者が、起訴後に容疑を否認。目黒は冤罪(えんざい)を主張する担当弁護士の松平修二(神保悟志さん)から「強引な取り調べで自白させた」と難癖を付けられ、“検察側の証人”として出廷することになる。

 松平は狡猾な手法で、これまで何人もの検事を苦しめてきた敏腕弁護士だった。さらに裁判長は目黒が思い寄せる、判事の諸星美沙子(吉瀬美智子さん)だった。目黒は美沙子の元カレでもある検事、二階堂俊介(北村有起哉さん)に呼び出され、苦戦必至の反対尋問に備えて練習を始めるが……と展開した。

 強盗事件は、容疑者の脚に動物にかまれた傷あとがあったことから、被害者の多恵の家からいなくなった愛犬の小太郎がかんだのではないかと、署を挙げて小太郎を探すことに。最終的には田口巡査が、けがをして鳴いていた小太郎を見つけ、傷あとと小太郎の歯形が一致して事件解決に結びついた。

 裁判のほうは、二階堂検事との反対尋問の練習で、冷静になれた目黒が、裁判で冷静に受け答えができ、被告人に自白を強要したことにはならなかった。

 SNSでは「コタロー可愛かった。無事に見つかって安心したよ」「小太郎かっわいいなあ~」「柴犬が飼い犬のために頑張るという全人類が必ず泣くエピソード」といった声や、「珍しく良い人・湯江タケユキ」「町のおまわりさんのカッコいい話を描くのもすてき」といった声が上がった。

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