らんまん:徳永教授、優しいほほ笑みはどこへ? 「田邊教授のような雰囲気」と不安の声

NHK連続テレビ小説「らんまん」第106回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第106回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第106回が、8月28日に放送され、植物学教室の教授となった徳永(田中哲司さん)の姿に、視聴者からさまざまな声が上がった。

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 正式に助手として、7年ぶりに植物学教室に戻った万太郎(神木さん)は、徳永から教室の標本を充実させるよう命じられる。

 徳永はドイツ留学の経験で「そもそも標本で世界と張り合おうとしていたのが間違いだった」と実感。「標本を集めてきた歴史が違う。数で勝てるわけがないのだよ」と万太郎に告げる。万太郎は「その……勝ち負けでは……」と言うが、徳永は「勝ち負けなんだ槙野」とはっきり伝える。

 ドイツで万太郎の「ムジナモの植物画」を見たという徳永は「お前こそが今、世界で最も知られた日本人植物学者となってしまっている。お前のムジナモが世界で評価された最大の理由はとにかく植物画がよかったからだ。緻密さ、観察眼、根気強さ。ドイツで言われたよ。日本人は“器用だ”と」と口にする。

 続けて「ちょうど今、日本人の特性が生かせる研究が注目を浴びている。植物を解剖しその内部で何が起こっているのかを観察する学問だ。イチョウとソテツに精子があると突き止められれば、この研究で世界の頂点に立つのだ!」と宣言すると、徳永の肖像画が映し出された。

 SNSでは「助教授時代の徳永はどこへ行った!?」「夕顔に優しくほほ笑みかけていた徳永教授はどこに……」「かつての田邊教授(要潤さん)のような雰囲気」「徳永教授が田邊教授のドイツ版になってた。外国から帰ると日本人として劣等感持っちゃうのかな」といったコメントが集まった。

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