緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第110回が9月1日に放送され、台湾から戻った万太郎(神木さん)が、植物学者として“自分がやるべきこと”を語る姿が描かれた。
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同回では、波多野(前原滉さん)と共同で研究する野宮(亀田佳明さん)が、ついにイチョウの精虫を発見。世界に向けて発表されることになる。
2人の快挙を喜びつつ、自分の研究に戻った万太郎は、台湾での植物調査をまとめ、報告書にして提出する。しかし、助教授の細田(渋谷謙人さん)は、「オーギョーチ」の学名が、種子から採れるカンテンで作った食べ物の“台湾での読み方”からとられていることを知り、「改めろ」と告げる。
細田は「お前は帝国大学の植物学者として調査に行ったんだぞ。この報告書は陸軍省にも提出するんだ」と理由を説明し、改めて「現地の言葉は消せ。国に逆らう気か?」と説得しようとするが、万太郎は現地の言葉を学名として永久にとどめることを選ぶ。
細田は万太郎の行為を「つまらんマネ」と指摘するが、ここで万太郎は猛反発。「日本から出て、わしも初めて知りました」と切り出すと、「人間の欲望が大きゅうなりすぎて、ささいなもんらあは、踏みにじられていく。ほんじゃき、わしは守りたい。植物学者として、後の世まで守りたい。わしは植物学に尽くす。ただそれだけですき」と思いを吐露する。
続けて、“自分がやるべきこと”として、「わしはどこまでも地べたをいきますき」と口にすると、「人間の欲望に踏みにじられる前に、全ての植物の名前を明らかにして、そして図鑑に永久に刻む」と宣言するなど、一歩も引くことはなかった。
SNSでは「万太郎はどこまでも地べたを。でもそれは誰にもできない純粋な美しい生き方やで」「万太郎のこれからの人生の指針が出たね」といった声がある一方で、「万太郎の信念大好きだけどまた大学出禁とかならないか心配」「また大学での地位が危うくなるのかな、心配だよ」などのコメントも寄せられた。
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