らんまん:関東大震災発生で、迫る危険 リアルな描写に「朝ドラの枠を超えた」「迫力があった」の声

NHK連続テレビ小説「らんまん」第123回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第123回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第123回が9月20日に放送された。同回では、関東大震災が発生し、万太郎(神木さん)ら家族に危険が迫ったが、その描写に対して、視聴者から「迫力があった」「リアルで怖い」といった声が上がった。

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 1923年9月1日、万太郎の図鑑はついに完成しようとしていた。万太郎は、永守(中川大志さん)がいる神戸へと出発する準備をし、寿恵子(浜辺美波さん)は昼食の準備をしていると、大きな揺れが襲う。

 万太郎が寿恵子の無事を確認すると、地鳴りと共にまたも大きな揺れが発生。植物標本、思い出の写真は倒れ、長屋も一部が崩壊する。

 なんとか命は助かった万太郎と家族だったが、周りの住民たちは「どっちに行けばいいんだ!」と混乱するばかり。そのさなか、百貨店で働く千鶴(本田望結さん)が長屋へ駆けつけ「みんな避難始めてる」と状況を知らせる。万太郎たちも急いで避難し……と展開した。

 その後も、大畑印刷所の面々が消火活動に取り組む様子、親と離れ離れになって泣き叫ぶ子供や火事場泥棒も現れるなど、リアルな描写が登場。ナレーションでも「地震発生からすぐ、東京市内各所で一斉に火の手が上がりました。突風による大火災で、本所や浅草では、避難民4万人が命を落としました」と説明が入った。

 X(ツイッター)では「関東大震災」がトレンドに入るなど話題となり、視聴者からは「朝ドラの枠を超えた、全力で描かれた関東大震災だった」「関東大震災の描写がめちゃくちゃ怖かった」「描くと知っていても、やっぱり描かれると怖い関東大震災」といったコメントが集まった。

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