良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
「日曜劇場」枠(TBS系、日曜午後9時)で放送中の鈴木亮平さん主演の連続ドラマ「下剋上球児」。教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語だ。越山高校野球部の球児キャスト12人は、半年間に及ぶオーディションを経て選ばれた。
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ここでは、2016年度入学、ライト兼ピッチャーの根室知廣(ねむろ・ちひろ)を演じる兵頭功海さんを紹介する。
兵頭さんは、1998年4月15日生まれ。身長185センチ。福岡県の野球強豪高校出身で、投手として期待されていたがイップスのような状態になり、高校最後の大会に出場できなかったという経験を持つ。
スーパー戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~2020年、テレビ朝日系)にカナロ/リュウソウゴールド役で出演し、ドラマデビューを果たした。今夏放送された連続ドラマ「CODE-願いの代償-」(読売テレビ・日本テレビ系)に続き、2クール連続の連ドラ出演となる。
演じる根室は、アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さん演じる根室柚希の弟で、真面目で臆病な性格。家が遠く、フェリーと電車を使って遠距離通学しており、第5話(11月12日放送)では、南雲から「しんどいなって日はよかったらうちに泊まってくれ」と提案され、「ええんですか? 先生んち泊まっても。そしたら学校に通う時間分、練習できる」と喜ぶ場面があった。
根室役に兵頭さんを選んだ理由について、番組スタッフは「スタイルも良く、球も速く、エースピッチャー感がある」とコメント。「本人のキャラクターは王様タイプに感じるが、芝居的に根室は繊細なキャラクターなので、それをどう表現できるのか? 平凡なピッチャーがエースになっていく野球の変化を計算していきたい。伸びしろに期待」とコメントしている。
ドラマは、菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)にインスピレーションを受け企画。登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションとして描く。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手がけている。
動画配信サービス「U-NEXT」では、12人が決定するまでの約半年間に迫ったスピンオフ企画「『下剋上セレクション 完全版』~ドラマ出演をかけた熱き予選大会~」を独占配信している。
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