虎に翼:最初は土足で“ドンッ!”→脱いだ靴で“ダンッ!” 不遜な態度の検察 堀部圭亮の憎たらしい演技を視聴者称賛

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第20回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第20回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第20回が、4月26日に放送され、検察の日和田を演じる堀部圭亮さんが視聴者の注目を集めた。

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 前日第19回のラストで登場した日和田は、「帝都銀行経理第一課長・猪爪直言(岡部たかしさん)を贈賄の容疑で拘留した」とはる(石田ゆり子)に告げると共に、令状を見せ、家宅捜索を迫る。

 どうか今日は帰ってほしいと何度も頭を下げるはると、まだ子供の次男・直明(正垣湊都さん)の前で表情一つ変えず、帰宅した寅子(伊藤さん)の言葉をさえぎるように「早くそこをどかないか!」と声を荒らげる日和田。

 戻ってきた優三(仲野太賀さん)が「ここは僕に任せて」に間に入り、令状が出ている以上、検察の家宅捜索を拒むことはできないことを寅子たちに説明すると、それを聞いた日和田は、これみよがしに“ドンッ!”と音を立てて土足で家へと上がろうとする。

 そこで優三から「靴だけはお脱ぎいただきたい」と言われると、日和田は、うなずきつつも、脱いだ靴を玄関の床に“ダンッ!”とたたきつけるように置くなど、不遜な態度を崩さなかった。

 SNSでは「堀部さん、腹立つなあ(うまいわ)」「堀部圭亮さん、こういう役多いよね。ほんま嫌なやつうまい」「ああ~、本当に憎たらしい堀部圭亮! 憎たらしい役が憎たらしいほどうまい堀部圭亮」「私の好きな嫌らしい役柄の堀部さんでした。これからも楽しみです」といった称賛の声が視聴者から飛んだ。

 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

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