あんぱん:「めちゃくちゃ痩せた」“次郎”中島歩の変貌ぶりが話題 視聴者「壮絶な肉体的役作り」「見るのがつらかった」

連続テレビ小説「あんぱん」第61回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第61回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第61回が6月23日に放送され、のぶ(今田さん)の夫・若松次郎を演じる中島歩さんの変貌ぶりが、視聴者の間で話題になった。

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 第61回では、のぶは肺病が一向に回復しない次郎の見舞いに、海軍病院に通っていた。日本中で食糧難が続く中、のぶは次郎に栄養をとってもらいたい一心で、好物の芋の煮っころがしを作って次郎の病室に向かう。

 のぶは次郎に教師を辞めたことを告白し、「うちは……子供らあに間違うたことを教えてきました」「うちはもう教壇に立つ資格はないと思うたがです」と打ち明ける。次郎は「君らしいね」と返し、「僕も船の上から戦況を見て、この戦争は悲惨なものになると思うちょった。けんど……何もできんかった」と吐露する。「子供らあまで巻き添えにしてしまいました」と後悔を口にするのぶに、次郎は「やっと終わったがやき、これからの話をせんかえ」とほほ笑む。

 次郎は新しい大事な夢ができたと明かし、のぶに記号のようなものが書かれた日記帳を見せる。「何ですか? その……記号? のようなもの」と不思議がるのぶに、次郎は「何やと思う?」と問いかける。検査に呼ばれた次郎は、ベッドから弱々しく立ち上がり、「今度、教えちゃうき」とのぶに伝えた。

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 その後、病室で一人になった次郎は激しくせき込み、口元にあてた布を見て静かに目を閉じる。喀血(かっけつ)したようだ。

 終盤で、のぶのもとを訪れた節子(神野三鈴さん)によると、次郎が書いていたのは「速記」。のぶと節子が話していると、海軍病院から電報が届く。そこには「ワカマツジロウサマ キトク スグ コラレタシ」と記されていた。

 次郎の痩せ細った姿に視聴者が反応し、SNSでは「壮絶な肉体的役作り。普段の生活大丈夫?」「めちゃくちゃ痩せたなぁ」「弱々しくなっていて見るのがつらかった」「体格が良くて穏やかな次郎さんが日に日に痩せ衰えて弱っていくの、演技とはいえ見る者に迫ってくる」「本当に病人のよう。役作りすごいですね」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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