あんぱん:「4回です」冷静な指摘が話題 世良さんのキャラクターに注目集まる「お茶吹いた」「シリアスからコミカルまで輝いてた」

連続テレビ小説「あんぱん」第84回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第84回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第84回が7月24日に放送され、代議士・薪鉄子(戸田恵子さん)の事務補助員・世良(木原勝利さん)のキャラクターに、視聴者の注目が集まった。

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 昭和21(1946)年12月21日早朝、西日本で大地震が発生し、高知県にも大きな被害が出た。地震から2日がたってもいまだ高知と連絡がつかず、世良は「高知は通信手段が完全に絶たれています。電信電話の復旧には、まだまだ数日かかると思います」と伝えた。

 地元が心配で居ても立ってもいられないのぶ(今田さん)と鉄子は、高知に戻ると言い出す。世良が「ダメです!」と制止すると、鉄子は「高知生まれやないあんたに何が分かるがで! あても今すぐにでも飛んでいきたいがや!」と取り乱す。世良は「私は20年前の関東大震災の経験者です。3日間、火事が続きました。あの不気味な黒い煙を今でも覚えています。高知では津波の被害も出ているんです。危険なんです! どうか冷静になってください」と2人を説得した。

 地震から1週間がたっても高知との通信手段は絶たれたままで、家族や嵩(北村匠海さん)の状況が分からず、心ここにあらずな様子ののぶ。のぶは自分でも気づかないうちに、ここ1週間で嵩の名前を3回もつぶやいていたと鉄子から指摘される。のぶは「3回も? つ……つぶやいてないです」と否定するが、世良から「正確に言えば、この1週間で4回つぶやいてました」と返され、のぶは「4回?」と驚いた。

 その後、嵩と電話越しに話したのぶは、嵩がずっと寝ていたと知り、「何が『寝てたんだ』で! こっちはね、この1週間、眠れっちゃあせんがや!」と激怒。どうしてかと問う嵩に、のぶは「自分でも分からん! 分からんうちに3回も……」と返すが、そのやり取りを聞いていた世良は「4回です」と冷静に指摘した。

 SNSでは「シゴデキすぎてウケるw」「世良さんの冷静な指摘にお茶吹いた」「世良さんがシリアスからコミカルまで輝いてたな~」「『4回です』のツッコミ最高すぎた」「めちゃくちゃ優秀。薪先生から信頼されるわけだね」「世良さん大好きになった」「薪先生と世良さんのコミカルパートもっとほしい」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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