あんぱん:「どんなに思うても…」蘭子の言葉に視聴者涙 「重みが違う」「今も豪ちゃんを愛してるんだね」

連続テレビ小説「あんぱん」第85回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第85回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第85回が7月25日に放送され、嵩(北村匠海さん)の背中を押した蘭子(河合優実さん)の言葉に、視聴者の注目が集まった。

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 第85回では、のぶは嵩に電話でひどいことを言ってしまったと後悔し、八木(妻夫木聡さん)に相談。一方、元気のない嵩に、羽多子(江口のりこさん)らが手料理を振る舞う。

 「今度の今度こそ、完全に嫌われました」と落ちこむ嵩に、メイコ(原菜乃華さん)は「(のぶに)何て言われたがですか?」と尋ねる。嵩が「死ぬばあ心配して損した」と言われたと明かすと、メイコは「死ぬばあ心配したってことは、嵩さんにもしものことがあったら生きていけんっていうのと、おんなじやないですか」と伝え、「はあ〜2人とも世話が焼けるねえ」とあきれた。

 蘭子が「嵩さんはお姉ちゃんが好きながですよね?」と改めて聞くと、嵩は「僕は千尋(中沢元紀さん)にはかなわないので……」と気持ちを伝えられない理由を説明。蘭子は「そんなの、千尋さんは全然うれしゅうないと思います」「お姉ちゃんがいつか言いよりました。心に思うちゅうことを伝えんがは、思うちゃあせんのとおんなじことやって。ずっとお姉ちゃんを好きやった気持ち……。なかったことになってしもうてもえいがですか?」と問いかけた。

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 戦争で愛する豪(細田佳央太さん)を亡くした蘭子は、「うちは……どんなに思うても、もう気持ちを伝えることはできんがです」「戦争で死んだ人の思いを、うちらあは受け継いでいかんといかんがやないですか? 人を好きになる気持ちとか、そんなに好きな人に出会えたこととか……なかったことにしてほしゅうないがです。なかったことらあにせんといてください」と涙をにじませながら語った。

 蘭子の言葉に背中を押された嵩は、編集部に戻ると一気に仕事を仕上げ、のぶがいる東京へと向かった。

 SNSでは「蘭子ちゃんの言葉、とても響く」「重みが違う」「蘭子の無念がたっすい嵩を動かした」「今も豪ちゃんを愛してるんだね……」「河合優実ちゃんの演技力で涙腺崩壊 涙が倍増」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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