ばけばけ:「ばかにせんでごしなさい!」トキ、月20円の高額報酬も…ヘブンの女中になることを拒否 視聴者「そりゃ怒るわ」「士族の娘のプライド」

連続テレビ小説「ばけばけ」第28回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」第28回の一場面(C)NHK

 高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)の第28回が、11月5日に放送された。同回では、錦織(吉沢亮さん)から、ヘブン(トミー・バストウさん)の女中になってほしいと頼まれたトキ(高石あかりさん)の反応に、視聴者の注目が集まった。

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 第27回(11月4日放送)では、平太(生瀬勝久さん)とケンカしたヘブンは旅館を出て行くと言ってきかない。ヘブンから家探しを依頼された錦織は、知事(佐野史郎さん)からヘブンの世話をする“どっちもできる”女中を見つけるよう指示され、奔走する。

 ヘブンの女中を探しているといううわさを聞きつけ、候補として名乗り出た遊女のなみ(さとうほなみさん)は、料理や洗濯、掃除などもできるとアピールし、手作りの弁当をヘブンに振る舞う。ヘブンは「オイシイ!」と気に入った様子だったが、なぜかその後、錦織が松野家を訪れ、トキに「ヘブン先生の……女中になってほしい」と頼んだ。

 第28回では、錦織の頼みに「なして私が?」と困惑するトキ。錦織は、ヘブンが武家の娘を女中にしたいと希望していることを明かし、百姓の娘であるなみは、女中として雇われることはなかったと告げる。

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 トキは「私だって無理ですけん」と断るが、錦織は「20円だ。月20円出すとヘブン先生は言っている」と高額な報酬を提示する。花田旅館の女中・ウメ(野内まるさん)の給金が月90銭。月20円は女中としては考えられないほど高額であることから、トキは「女中にそげにようけ支払ういうことは……ただの女中ではなく……そげな話いうことなんですよね?」とラシャメン(洋妾)になるのではと疑う。

 錦織は「そう思ってもらって構わない」と否定せず、「失礼だが……君の家は貧しいと聞いている。もちろん、それなりに大変で覚悟もいるだろう。だが、よくよく考えてみれば、家族のためにもきっと悪い話ではないと思う」と続ける。するとトキは、「ばかにせんでごしなさい!」と怒りをにじませ、その誘いをキッパリと断った。

 SNSでは「そりゃ怒るわ」「貧しくても士族の娘のプライドはあるよね」「いくら高額もらえても妾は拒否するよね」「おじじ様もお父さんもお母さんもトキを遊女へは決して売らなかった。給金20円に目がくらむトキじゃない!!」といった声が上がったほか、「ナミさんがダメだったのはまさかのヘブン先生の『士族の娘がいい』だった」「ヘブンは本当に夜の相手まで望んでいるのか?」といった感想も書き込まれていた。

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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
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