じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。第40回(11月21日放送)では、ヘブン(トミー・バストウさん)にまつわる問題に答える“ヘブンクイズ”が描かれた。和気あいあいとしたシーンをどのように作り上げたのか、制作統括を務める橋爪國臣さんに聞いた。
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第40回ではヘブンの生まれた国がアメリカではないことが判明。松江中学の生徒たちが「ヘブン先生のことを何も知らない」ということから、“ちょっとしたお遊び”としてヘブンに関する問題を、トキ(高石さん)も交えながら答えていくことになった。
クイズシーンは脚本を担当するふじきみつ彦さんのアイデアだったといい、「ヘブンさんは少し陰屈なところがあり、当時の日本人の偏見的な目線を通して描いている部分もあるので、ドラマしか見ていない方からすると親しみがわきにくい状態かもしれない、と思いました。愛せるキャラクターにしようとした時に、彼のバックグラウンドを見せなければならなかった。その一つとしてクイズ大会として、わかりやすく楽しく、でも説明的にならずに彼の人となりを見せられるように」と作中に盛り込んだ理由を説明した。
クイズの出題前には、ヘブンが自ら「ヘブン!」といい、まるでクイズ番組のような擬音を用いるユニークさもあった。
「あのようなクイズのアタックオンみたいなものは、昭和の中期とか後期に入ってから始まったような文化だと思います。当時は絶対に存在していないでしょうが、このシーンは史実に基づく必要があるかというと、そうではない気がしていて。楽しく見せられればそれでいいと思ったんです。もちろん史実に基づかなければいけないシーンもありますが、(ヘブンのモデルとなった)ラフカディオ・ハーンもジョークが大好きで、パーティーも大好きという性格だったと伝わっていますので、このように描きました」
ドラマではおもしろおかしく描かれたシーンだったが、撮影では朝から晩までクイズ大会を行い「本当に面白くなるのだろうか」という不安もあったという。
「現場だと編集でつながってみないと分からないところもいっぱいあって。本当にこれでうまくいくのかと心配もありました。それでも役者の力が大きくて、学生役の3人(錦織丈役の杉田雷麟さん、正木役の日高由起刀さん、小谷役の下川恭平さん)もただただクイズしてるいるわけではなく、細かな芝居をしています。セリフ自体はそれほどアドリブはなくて、台本に書かれている通りですが、表情の芝居だったり体の動きだったり、しゃべるトーンだったり、細かな芝居をやってくれました」と俳優陣の奮闘をたたえた。
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