ライオンの隠れ家
最終話 僕たちの新しい始まり
12月20日(金)放送分
俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)最終回(第41回)「青春はつづく」が、12月26日に15分拡大版として放送され、平均視聴率(世帯)は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同回をもって、「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢栄一(吉沢さん)の物語は完結した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
最終回では、老年になっても走り続ける栄一は、ワシントンの軍縮会議に合わせて再び渡米し、移民問題など悪化した日米関係の改善に尽力する。一方、栄一の後を継ぐ決心をした孫の敬三(笠松将さん)は、銀行員となり、経験を積むため渡英する。そんな折、関東大震災が発生する。
周囲の心配をはねのけ救援の最前線に立った栄一は、内外の実業家に寄付を呼びかけ資金を集める。また中国の水害に対しても、自宅からラジオを通じて募金への協力を呼びかけるが、満州事変が勃発。救援物資は受け取りを拒否されてしまう。それでも栄一はあきらめず、病床から自らの思いを伝え続ける。そして栄一は、昭和6(1931)年11月11日、永遠の眠りにつく。91歳の大往生だった。
ラストシーンは栄一が生まれ育った血洗島を舞台に描かれた。村を訪れた孫の敬三と言葉を交わす“若き日の栄一”。日本の現状を訪ねる栄一に、敬三は「恥ずかしくてとても言えません」と答える。すると栄一は「まだまだ励むべえ!」と声が上げ、父・市郎右衛門(小林薫さん)、母・ゑい(和久井映見さん)、妻の千代(橋本愛さん)、そして円四郎(堤真一さん)や慶喜(草なぎ剛さん)の呼ぶ声に導かれるように走り始める……。
全力疾走する若き栄一の姿で物語が幕を下ろすと、SNSでは「走って始まり走って終わる」「すがすがしい終わりだった」「ずっとずっと青春時代」「改めて、渋沢栄一という人はすごい人だったんだな」「1年追いかけてよかった」といった感想が次々と書き込まれた。
さらに「この物語に出会えてよかったです。ありがとう栄一!」「本当に本当に、毎週日曜が楽しかった。心からありがとう」ほんっとーにありがとうございました!」「栄一、お疲れさん! よく励んだ!」「お疲れ様! 素晴らしい大河ドラマでした!」「素晴らしい1年間ありがとうございます。お疲れ様でした」と感謝とねぎらいの声が相次いだ。
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)。12月23日から週「幸せって何なん?」に入る。
脚本家の宮藤官九郎さんが作・演出を務める舞台「大人計画ウーマンリブvol.16『主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本』」が、WOWOWで2025年3月に放送・配信されるこ…
テレビ東京は、2025年1月2日午前6時からプラモデルを題材にした特別番組「新春プラモ放談2025~新年開けましてプラモデル~」を放送すると発表した。同局の連続ドラマ「量産型リコ…
漫才コンテスト「M-1グランプリ2024」(ABC・テレビ朝日系)の決勝が、12月22日午後6時半からに放送される。今年は、昨年王者の「令和ロマン」が連覇を目指すほか、準優勝だっ…
12月23~27日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。23日は故・高倉健さんのパートナーとして知ら…