良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の犬飼貴丈さんと女優の大原優乃さんがダブル主演を務める、動画配信サービス「Paravi」で独占配信されるオリジナルドラマ「-50kgのシンデレラ」(全8話)が、8月12日にスタートした。本作で“ぽっちゃり女子”を演じた大原さんに、今回の役柄の特徴や見どころ、役者として頑張りたいという気持ちにさせてくれた運命の作品について聞いた。
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原作は累計140万部を突破した同名マンガ(スターツ出版)。犬飼さんが演じるのは、大手製菓会社・富士崎製菓の御曹司の富士崎宰(ふじさき・おさむ)。大原さん演じるぽっちゃり女子の佐伯陽芽(さえき・ひめ)は、就職活動中の大学生だったときに、会社説明会で宰に一目ぼれ。もう一度会いたいという思いで、50キロのダイエットを成功させて富士崎製菓に就職する。しかし、宰は“ダイエット前”の陽芽にひかれていたことが分かる……というストーリー。
“ぽっちゃり女子”を演じるにあたり「特殊メークとファットスーツを着用して作りました」と役作りを明かし「メークは完成まで3時間半かかり、体力的にはハードな部分がありました。ですが、スタッフのみなさんのおかげですばらしい完成度になりましたし、私自身もメークを見て感動しました」と振り返る。
演じた陽芽は「食べることがすごく好きな女の子」といい「おいしいスイーツを(撮影で)たくさんいただいて幸せでした(笑い)。どんなときもポジティブで、こんなにポジティブなキャラクターを演じたことがなかったので新鮮でした」と楽しみながら撮影に臨んだ。
ダブル主演の犬飼さんとは今回が初共演で「クールな方という印象でしたが、とても優しく、演技で悩んでいることに対しても親身になってアドバイスをくださいました。たくさん頼らせていただきました」と一緒に作品を作る上で、大きな存在だったという。
見どころについては「恋をするすべての方の味方になる作品だと思います」と力強くアピール。続けて「陽芽ちゃんの妄想シーンもあるのですが、宰さんに近づきたいという願望がストレートに描かれています。妄想シーンも一つの見どころになったらうれしいです」と話す。
大原さんは、10歳のときにダンス・ボーカルユニット「Dream5」のメンバーとしてデビュー。その後、グラビアアイドル・女優としても活動し、ドラマ「ゆるキャン△」(テレビ東京系)への出演、今年2月から放送されたドラマ「あせとせっけん」(MBS)では、地上波の連続ドラマで初主演(佐藤寛太さんとのダブル主演)を果たした。
着実に活躍の場を広げる大原さんだが、「お芝居を頑張っていきたい思いがあります」と役者としての道に進んでいきたいと希望を語る。その一方で「すべての人生経験がお芝居に生きると感じているので、いただいたお仕事があれば挑戦して、人生経験を増やしていきたいです」と芝居だけにとらわれず、さまざまな活動に意欲を見せる。
芝居への思いを抱いたきっかけを聞くと、初の連続ドラマ出演となった「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)と明かしてくれた。
「初めての連続ドラマで、何も分からない状態で現場に入ったんですが、同世代の共演者の方々にたくさん刺激をいただきました。『このままじゃダメだ』と気づいた作品でもありますし、みなさんと同じようにお芝居を頑張りたいと決意しました」と当時抱いた覚悟を語る。
「3年A組」の共演者たちは、その後も多くの作品に出演しているが、大原さんは当時の仲間を“戦友”と表現する。「あれから改めて再会したり、他の作品で一緒になることもあります。お互いに認め合っていますし、もらう刺激も大きい。みんなの活躍を見て、いつも頑張ろうと思えます」と“戦友”たちの活躍を原動力に役者業へまい進する。
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