娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
最終回 捨て身の復讐、決着。
12月23日(火)放送分
俳優の西島秀俊さん主演の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の第7話が2月25日、TBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送された。ラストでの夏目俊平(西島さん)と、俊平の元マネジャー・鏑木晃一(満島真之介さん)のやりとりについて、SNSで話題になった。
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第7話で、夏目家にやってきた鏑木が、ドイツの名門交響楽団から俊平に常任指揮者のオファーがあったことを明かす。それはかつて俊平が夢にまで見た憧れの舞台で、二度とないチャンスだった。
ところが、俊平は「この町でやりたいことがあるから」とオファーを断るという。この決断に納得しない鏑木は「あなたは最高の舞台で、最高のオケとかけがえのない音楽をつくれる人なんですよ。その音楽を聴いた人たちに、一生忘れられないような時間を与えられる。宝物のような時間を与えられる、そんな特別な人なんですよ」と熱弁するが……。
鏑木が、俊平が指揮するオペラの「ドン・ジョヴァンニ」を聴いた際のことを小村二朗(西田敏行さん)に話すシーンでは、「レポレッロっていう面白い家来がいるの覚えてます? ダークヒーローのドン・ジョヴァンニに振り回されて、どんなにさんざんな目に遭ってても、ご主人様のかっこよさに惚れ込んでて、とことん尽くし続ける男なんですよ」と説明した鏑木。「俊平さんの音楽を初めて聴いたあのときに、僕は演奏家を目指すのではなくて、俊平さんにとってのレポレッロになろうって決めたんです」と明かすのだった。
終盤では、鏑木が、俊平から「君と二人でたくさんの夢をかなえた。僕の人生のかけがえのない宝物。感謝しています。でも今の僕の夢はここにあるんです」と感謝される展開に。そんな俊平に、鏑木は「ついていきますよ。僕は永遠に。俊平さんのレポレッロですから」と語った。
SNSでは、「今週はまさかの鏑木さんに泣かされました」「鏑木君の生きざまにめっちゃ泣いてしまった」「鏑木くん、熱い男や、泣いたよ」「鏑木くん、君は最高マネージャーだよ」「俊平さんと鏑木さんの絆が深まるすてきな展開だった」といった声が上がり、注目されていた。
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は、TBSドラマ「凪のお暇」(2019年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナル作品。西島さん演じる不器用な父親と、芦田さん演じる素直になれない娘との葛藤を描く。
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