原菜乃華:「確実に走馬灯に出てきます」 大ファンのミセス大森元貴との共演シーンに感激

連続テレビ小説「あんぱん」で辛島メイコを演じる原菜乃華さん (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で辛島メイコを演じる原菜乃華さん (C)NHK

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン一家(朝田家)の三女・辛島メイコを演じている原菜乃華さん。第92回(8月5日放送)では、夢だった「のど自慢」の予選に出場するため、勤務先のカフェで出会った青年・いせたくや(大森元貴さん)と歌の練習をする様子が描かれた。実は、大森さんがボーカルを務めるバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス)」の大ファンだという原さんが、「確実に走馬灯に出てきます」と話す大森さんとの共演シーンを振り返った。

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 「あんぱん」は、やなせたかしさん(1919~2013年)と暢さん(1918~1993年)夫婦がモデル。2人が出会い、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 第92回では、メイコが働くカフェでのぶ(今田さん)が嵩(北村匠海さん)を待っていると、嵩が健太郎(高橋文哉さん)を連れて現れる。思いを寄せる健太郎と久しぶりに再会し、動揺を隠せないメイコに、NHKでディレクターをしているという健太郎は「のど自慢」の予選会を受けてみてはと勧める。

 その後、カウンター席で話を盗み聞きしていたたくやが、メイコに「練習付き合いましょうか? のど自慢の予選会出たいんでしょ?」と声を掛け、カフェに設置されたピアノで「東京ブギウギ」を演奏し、メイコの歌の練習に付き合った。

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 原さんは「まずキャスティングを聞いたときは本当にびっくりしましたし、大森さんと一緒のシーンがあると聞いたときは飛び上がるくらいうれしかったです」と目を輝かせる。

 「本当にミセスさんの楽曲が大好きで、仕事の原動力にもなっていたので、大森さんにお会いできるっていうことがうれしかったですし、一緒にお芝居させていただけるっていうのは夢のような時間でした。デュエットじゃないですけど軽く口ずさんで一緒に歌えるなんて……こんなご褒美を用意してもらえるなんて本当に最高の時間でした」

 原さんが中学生だった15歳の頃に、毎週見ていたドラマのオープニング曲をミセスが担当しており、そこからファンになったという。

 大森さんにファンであることを伝えたのか尋ねると、「スタッフの方から伝えていただきました。その後にちゃんと自分でもお伝えはしたんですけど、思いをうまく伝えられなくて……」と振り返る。

 「ミセスさんの『ゼンマイ』という曲がとっても大好きですとお伝えしたら、大森さんが『うれしいです。どこが好きなんですか?』と聞いてくださって。好きなところがいっぱいありすぎて分かんなくなっちゃって、結果、『歌詞が好きです』の一言にまとめちゃって」

 悔しさが残った原さんは、伝えたかったことを頭の中で整理し、翌日撮影で顔を合わせた際に改めて説明したという。

 「お会いしたタイミングで、改めて好きなところをちゃんとお伝えしました。大森さんからは『熱量にびっくりです。うれしいです』と言っていただいて、もう思い残すことはないです。スッキリです(笑)」

 どのような言葉を大森さんに伝えたのか聞くと、「『ゼンマイ』の歌詞に救われて、お芝居続けて良かったなと思っていて、いつかお会いできる機会があったら絶対に伝えようって思っていたので、今回お会いできてとってもうれしかったですと。それから、一緒に歌ったシーンは確実に走馬灯に出てきますとお伝えしました」と笑顔で語っていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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