福原遥:魅力は「日なたぼっこしたくなる明るさ」 朝ドラCPが語る抜てき理由

2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインを演じる福原遥さん
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2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインを演じる福原遥さん

 女優の福原遥さんがヒロインを演じる、2022年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の会見が11月25日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた。制作統括の熊野律時チーフプロデューサー(CP)も出席し、福原さんの魅力を「明るさというところが魅力で、笑顔がすてきな方です。明るさも強く照らすというより、温かくて日なたぼっこをしたくなるような、柔らかな明るさが特徴的」と語った。

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 福原さんは本作で、さまざまな困難に翻弄(ほんろう)されるも、空を飛ぶことを諦めないヒロイン・岩倉舞を演じる。2545人が参加したオーディションによって選出され、熊野CPは、「困難を乗り越えていくヒロインでもあるので、柔らかく、温かい感じで演じていただけるのではないかと思い、お願いしました」と福原さんを抜てきした理由を明かした。

 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品になる。脚本はNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんが担当する。描く時代は、1990年代から現代。ヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。

 ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。引っ込み思案だった舞だが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(たこ)」に魅入られる。空への憧れは、パイロットになる夢へとふくらむ。二つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆を深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つける。それは仲間たちの力を集め、島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばすこと……というストーリー。

 朝ドラは上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんがヒロインを務める「カムカムエヴリバディ」が放送中。2022年度前期は黒島結菜さんがヒロインを務める「ちむどんどん」が放送される。

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