らんまん:子供たちは残酷? 長屋に響いた“寿限無”に「こんな重い気持ちになるとは」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第90回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第90回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第90回が、8月4日に放送され、噺(はなし)家・牛久亭九兵衛(住田隆さん)の「寿限無(じゅげむ)」が、視聴者の話題を集めた。

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 園子が空へとかえり、寿恵子(浜辺美波さん)のことを心配したまつ(牧瀬里穂さん)が長屋へやって来る。まつは、差配人のりん(安藤玉恵さん)のひと言で「握り飯なら口に入るかねえ。おなかの子まで死なすわけにはいきませんから」と炊き込みご飯のおにぎりを作る。

 その夜、長屋の住人たちは夕飯を共にし、そこには気落ちした寿恵子の姿も。すると福治(池田鉄洋さん)の娘・小春(山本花帆さん)が、牛久に対して「師匠、お願い」と“寿限無”をねだる。

 牛久は「お~い! 寿限無、寿限無。五劫(ごこう)のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ。やぶらこうじのぶらこうじ……」と子供たちの要望に応えた。その声は、自分の部屋で花の絵を描いていた万太郎(神木)にも届いていて……。

 SNSでは「寿限無で泣いたのは生まれて初めてかも」「寿限無をこんな重い気持ちで考えたことなかった」「悲しい寿限無だった」「ここで寿限無かあ。子供たちは残酷だなあ」といったコメントが寄せられている。

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