らんまん:「優劣らあない」 佑一郎、名言連発に視聴者感動「心もきれいな人」「金色の道を歩んでる」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第98回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第98回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第98回が、8月16日に放送された。同回では、米国から帰国した佑一郎(中村蒼さん)が万太郎(神木さん)を訪ねた。

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 米国でのかけがえのない経験を万太郎に語った佑一郎だが「人間の素晴らしさと同時に、恐ろしさも知った」と打ち明ける。

 「日本で新政府ができたころに、アメリカでも北部と南部で大きな戦争をやりよったがじゃ。今でもあっちこっちに戦争の名残が残っちゅう。例えば、差別。戦争で奴隷制はのうなったけんど、それでも消えちゃあせん。いや……制度がのうなった分、一層ひどうなっちゅう」と厳しい現実を目の当たりにしたことを明かした。

 そして佑一郎は、札幌農学校の土木工学科で教授をやることになったと伝える。万太郎が「すごいのう、佑一郎君は」とたたえると、佑一郎は「おまんじゃちすごいろう?」と言う。

 続けて佑一郎は「おまん、昔からいっぺんじゃち草花に優劣をつけちゃあせんかったろう?」と尋ねると、万太郎は「当たり前じゃろう。それぞれがそれぞれに面白いき」と答えた。

 佑一郎は「そう考えられることが当たり前じゃないき。生まれた国、人種、どこでどう生きるか。それぞれに面白うて優劣らあない。おまん、この先もずっと変わりなよ」とメッセージを送った。

 SNSでは「佑一郎くん、名言連発」「佑一郎くんは見た目だけでなく、心もきれいな人」「やっぱり、持つべきものは親友」「離れていてもそれぞれが金色に輝く道を歩んでいる」といったコメントが上がった。

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