となりのナースエイド:最終話も“澪”川栄李奈と“大河”高杉真宙が“らしさ”あふれる掛け合い「最高すぎ」と絶賛 謎残したラスト「続編期待」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「となりのナースエイド」最終第10話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「となりのナースエイド」最終第10話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の川栄李奈さんが主演の連続ドラマ「となりのナースエイド」(日本テレビ系、水曜午後10時)の最終第10話が3月13日、放送された。最終話では、川栄さん演じるナースエイド(看護助手)の桜庭澪と天才外科医・大河(高杉真宙さん)が今後について語り合うシーンが描かれ、2人の掛け合いが話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 原作は内科医・作家の知念実希人さんの同名小説 (角川文庫)の病院エンターテインメント。大学病院の外科に配属され「誰よりもナースエイドは患者に寄り添う仕事」が信念のナースエイドが、医師、看護師らとぶつかりながら、介助やベッドメーキングなど「本業」の枠を越えて患者と向き合う姿を描く。

 最終話は、早苗(小野ゆり子さん)の許可無しに小夜子(永瀬ゆずなさん)の手術をした大河の行為が明るみとなり、星嶺医大に報道陣が詰めかける。自宅待機を命じられた大河は「俺は俺でやることをやる」と、火神(古田新太さん)の夢を引き継いでオームス開発を続けようとする。一方、欠勤を続けていた澪は、心配するナースエイドの同僚たちに「星嶺医大を辞めようと思っています」と打ち明けるが、仲間から感謝の思いを口にされ、もう少しだけ考えてみたいと話す。

 そんな中、澪は気分を変えるため、同僚たちと謹慎中の大河、小夜子を誘ってバーベキューへ。そこへ自暴自棄になっている早苗が現れ、小夜子と無理心中をはかろうとするが滑落し、2人は危険な状態に陥る。大河と澪は2人を近隣の病院へ運ぶが人手が足りず、大河は澪に早苗の手術を頼む。PTSDで手の震えが止まらない澪だったが、大河の説得で今まで寄り添い救ってきた患者たちを思い出し手術をする。無事に手術は成功するが、その後、大河は玲香(瀧本美織さん)からナースエイドに医療行為をさせた行為を責められる。

 星嶺医大の上層部による会議の結果、ナースエイドたちはおとがめなしとなり、大河が1人で責任をかぶって病院を辞めることに。大河が病院を去ったと聞いた澪は、急いで寮の大河の部屋へと走り……と展開した。

 澪は、海外へ行く決意をした大河に、自分は外科医に戻り、オームスのオペレーターをしつつナースエイドも続けると宣言。さらに大河にこれまでの感謝を伝えると、大河も「俺も同じだ。患者に寄り添う大切さを教えてもらった。ありがとう」と澪に感謝の思いを明かす。そして、澪が「先生は、本当に海外に行くんですか。私が……嫌だと言ってもですか?」と真剣な表情で大河に尋ねると、大河は「なんで、お前に嫌だと言われてやめなきゃいけないんだ」といつも通りぶっきらぼうに返答。さらに「もういいか。俺は眠いんだ」とそのまま自室に戻ろうとし、澪は「なんかすごい良い場面なのに、眠気優先ですか!?」と驚いていた。

 SNSでは、最終話でもいつも通りの澪と大河に「なんだかんだ良いコンビ」「この絶妙な距離感が最高」「可愛い2人」「最後まで掛け合い最高すぎました」「この夫婦漫才一生見てられる」といった声が続々と上がった。

 また、ラストで海外に渡った大河が再び手術中に腫瘍が増大するシムネスを目の当たりにする場面と、殺される直前の唯(成海璃子さん)が火神に「父はなぜ火神細胞を公表しなかったんですか? もしかして……火神細胞が、シムネス……」と疑問を投げかけるシーンで幕を閉じたことから、SNSでは「最後の最後でこの展開!」「え? どゆこと?」「これ続編あるのでは?」「続編期待してしまう」「シリーズ化希望」など続編に期待する声もあった。

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