虎に翼:【登場人物紹介】伊藤沙莉主演の朝ドラ 主人公の猪爪寅子は「五黄の寅年」生まれ “トラコ”はあだ名

4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」で伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子 (C)NHK
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4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」で伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子 (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演で、4月1日にスタートする2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんの人生をモデルとしたオリジナルストーリーで、主人公とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、極上のリーガルエンターテインメントだ。放送開始まであと14日。ここでは、伊藤さん演じる主人公の猪爪寅子を紹介する。

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 ◇お見合い結婚を勧める母親を振り切って…

 猪爪寅子は、大正3(1914)年、「五黄(ごおう)の寅年」に生まれたことから、寅子(ともこ)と名付けられる。

 女学校の卒業を迎えた年、お見合い結婚を勧める母親を振り切って、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学を決意。そこで出会った仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、やがて日本初の女性弁護士となる。世間知らずで自信家の所もあるが、全てに全力の人。弁護士として、裁判官として、一歩ずつ成長していく。

 あだ名は“トラコ”だ。

 ◇28年ぶりの“法律もの”朝ドラ 基本情報をおさらい!

 ドラマの脚本は、“チェリまほ”の愛称で親しまれた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)や「よるドラ『恋せぬふたり』」(NHK)などを手掛けた吉田恵里香さん。テレビドラマに限らず、映画、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開し、「恋せぬふたり」では第40回向田邦子賞を受賞している。

 音楽を、映画「くれなずめ」や連続ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK)などで知られる森優太さんが担当。また歌手の米津玄師さんが、書き下ろしの主題歌「さよーならまたいつか!」、朝ドラヒロインの経験もある俳優の尾野真千子さんが、語りでドラマに彩りを加える。

 なお、朝ドラで“法律もの”をやるのは、1996年度前期の「ひまわり」以来、28年ぶりとなる。

 ドラマは4月1日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。

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