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光る君へ:第44回「望月の夜」視聴率10.2% 摂政の座を頼通に譲った道長は…ドラマは残り4回

大河ドラマ「光る君へ」のロゴ (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第44回「望月の夜」が、11月17日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.2%、個人5.9%を記録した。

 第44回では、道長(柄本佑さん)は公ぎょうらにも働きかけ、三条天皇(木村達成さん)に譲位を迫るも、代わりに三条の娘を、道長の息子・頼通(渡邊圭祐さん)の妻にするよう提案される。

 しかし、頼通はすでに妻がいるため、その提案を拒否。道長は悩んだ末、皇太后の彰子(見上愛さん)に相談したところ……。一方、まひろ(吉高さん)は父・為時(岸谷五朗さん)から予期せぬ相談を受ける。

 さらに源氏物語の執筆を続けていると、ある決意を固めた道長が訪ねてきて……と展開した。

 摂政の座を頼通に譲る道長。やがて三条院(譲位後の三条天皇)がこの世を去ると、1年後には道長の3人の娘が三つの后の地位を独占。宴の席で道長が「望月の歌」を詠み、集まった公ぎょうらは唱和した。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

 ドラマは残り4回となっている。

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