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解説:誰が演じた石田三成 松本怜生に連なる大河俳優史、初代は? “再演”した小栗旬、「悪」の田中圭や“ムキムキ”な山本耕史も

大河ドラマ「豊臣兄弟!」で石田三成を演じる松本怜生さん(右) (C)NHK

 俳優の仲野太賀さん主演のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合、日曜午後8時ほか)。5月10日放送の第18回「羽柴兄弟!」では、松本怜生さんが石田三成役で初登場した。同役をオーディションで射止めた松本さんの若さ(現在26歳)と端正なルックスも注目を集めている。そんな松本さんへと連なる、大河ドラマ“三成俳優”史をおさらいしたいと思う。

 ◇初代は「太閤記」の石坂浩二 当時はまだ大学生だった

 1963年に始まり長い歴史を誇る大河ドラマで、最初に石田三成が登場したのは、1965年の「太閤記」。このときは、当時はまだ大学生だった石坂浩二さんが抜てきされた。

 石坂さんといえば、昨年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、長い“白眉毛”が特徴的な松平武元を演じて話題に。大河俳優としての記念すべき第一歩は、いまから約60年も前の「太閤記」の三成役だったということだ。

 大河ドラマの初代“三成俳優”が石坂さんならば、二代目は、1971年の「春の坂道」の中村敦夫さんだ。同作は初めて「関ヶ原」が描かれた大河ドラマだという。その後は1978年の「黄金の日日」で近藤正臣さん、1981年の「おんな太閤記」で宅麻伸さん、1983年の「徳川家康」で鹿賀丈史さん、1987年の「独眼竜政宗」で奥田瑛二さんが“三成俳優”として大河ドラマの歴史に名を刻んだ。

 平成以降の大河ドラマに目を向けると、伊武雅刀さん(1989年『春日局』)、真田広之さん(1996年『秀吉』)、江守徹さん(2000年の『葵徳川三代』)、原田龍二さん(2002年『利家とまつ』)、中村橋之助(現・中村芝翫)さん(2006年『功名が辻』)、小栗旬さん(2009年『天地人』)、萩原聖人さん(2011年『江~姫たちの戦国~』)といったバラエティーに富む名前が並ぶ。

 なお、小栗さんは「秀吉」で三成の少年時代を演じていて、「天地人」で13年ぶりの“再演”となった。

 ◇人気を博した山本耕史“三成” ストレスで腹痛、“肉体美”さらす

 2014年の「軍師官兵衛」では、田中圭さんが三成に扮(ふん)したが、主役の黒田官兵衛(岡田准一さん)を激しく敵視する、ダークで悪い三成像を作り上げた。

 2016年の「真田丸」の山本耕史さんも、クールではあるが熱い思いを秘めている三成として人気を博した。また、ストレスがたまると腹痛を起こす姿に加え、山本さんが肉体美をさらす“脱衣シーン”も注目を集め、「脱ぐと意外にムキムキだった三成」は、大河ファンの胸に今も刻み込まれている。

 松本さんの前任となるのが、2023年の「どうする家康」の中村七之助さんだ。このときは、豊臣政権の実務を一手に担う有能ぶりとは別に、他者の心が分からず、自分のことを「間違っている」と認められない“青さ”のある三成を、七之助さんが好演した。

 そして、「豊臣兄弟!」にて、3年ぶりに大河ドラマに登場した石田三成。第18回「羽柴兄弟!」では、家臣オーディションという形で、秀吉(池松壮亮さん)との出会いが描かれた。

 寺に立ち寄った秀吉を、ある小童(三成)が3杯の茶でもてなしたという有名な「三献茶」の逸話(真偽は不明とされる)がなかったものの、三成が藤堂高虎(佳久創さん)に座禅を組んだまま運ばれるシーンも話題となった。

 三成に対して、「冷静で賢い武将」というイメージを抱きつつ、今後も「三成のかわいげのある部分もお見せできたらうれしいです」と意気込んでいる松本さんの演技には引き続き注目だ。(岸谷史生/MANTANWEB)

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