この「ガンダム 解説」ページは「ガンダム」の解説記事を掲載しています。
東京・秋葉原で開催中のバンダイスピリッツのフィギュアの展示会「TAMASHII NATION 2024(魂ネイション2024)」には人気アニメ「ガンダム」シリーズのフィギュアが多数展示されている。高級フィギュア「解体匠機」シリーズや「ROBOT魂」シリーズの巨大なビグ・ザムなど注目のフィギュアについて解説する。
◇解体匠機ガンダムMk-IIは参考展示だった…
「解体匠機」シリーズは、νガンダム、サザビー、ガンダムMk-IIが展示されている。「解体匠機」は、モビルスーツを“実在するもの”として部品の一つ一つまで解体し、フィギュアとして構築するシリーズ。2019年に第1弾となる「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のνガンダムのフィギュア「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」が発売された。発売当時、11万円と高価にもかかわらず、“完売”するなど人気を集め、オプションパーツも発売されてきた。
第2弾として「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のサザビーのフィギュア「METAL STRUCTURE 解体匠機 MSN-04 サザビー」が2022年に発売された。こちらも18万9200円と高価ながら、“完売”した。
昨年、東京・秋葉原で開催された「魂ネイション2023」では、「機動戦士Zガンダム」のガンダムMk-IIの「解体匠機」シリーズのフィギュアが参考展示され、話題になった。今年の「魂ネイション2024」で詳細の発表を期待していたが、今回も参考展示という形になったため、まだ分からないことも多い。今後の発表を楽しみにしたい。
◇とにかく大きいビグ・ザム
とにかく大きい! ビグ・ザムのフィギュア「ROBOT魂<SIDE MS>MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.」に驚かされた人も多かったはず。「ROBOT魂」シリーズのフィギュアでは最大となる全高約46センチで、ドズル・ザビの怨念(おんねん)をイメージした発光ギミックを備え、メガ粒子砲も光る。価格は5万5000円で、バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付けている。2025年5月に発送予定。
スペースコロニーのサイド7を立体化した「SPACE COLONY side7 1st ver.」も注目を集めている。「ガンダム」シリーズの50周年に向けて開発された玩具で、今回は参考出展だったため、詳細は今後、発表される。展示されたサイド7は、回転、発光ギミックを備えており、内部の街など細部が再現されていた。あくまでも“参考”なので、商品化の際の仕様はまだ分からないが、続報に期待したい。